直虎のあの話

歴史が好きなので、大河ドラマも長年みてるんですが

今年は直虎と言うことで。

前回の放送でとうとう高橋一生さんが演じる小野政次が死んでしまったわけなんですが

それがすごい話題ですね。

その前の放送の時に、「あー、政次次回でさよならかー。しょぼーん。」って思ってたんですが

さて放送が始まり、政次死ぬぞー!って

大河ドラマ史上最高のラブシーンとも言われているあの磔のシーンで

私は全く感情移入できず。。。

尼さんの直虎が人を殺すってことは直虎も地獄行きとか、地獄で政次が待ってるとか

あの一点の小さな返り血が現実を表しているとか

尼さんらしくお経を唱えて終わると思わせきや、初回の方の薙刀の伏線回収とか

あの二人の声のトーンと表情の変化とか

色々表現していることはわかるんだけど

出来上がっている感というか、政次ってスタッフ・視聴者に大事にされすぎじゃない?

というのが先行してしまってすごく客観的に終始みてしまいました。

人気の髙橋一生さんだとか、ツンデレ対ツンデレだとか色々な要素があるのはわかるし、

確かに最近の大河にしては磔シーンって攻めた表現だったと思うけど

もっと昔の大河って人気の役どころの人が無意味に無残に死んで犬死にです!

っていうのが普通にあったように思う。

いっそ政次も近藤とかに24ばりの拷問受けて、火垂るの墓のお母さんばりに投げ捨てられて

可哀想!政次!もうトラウマ!

くらい可哀想な死に方をして欲しかった。

直親の方が今から殺されちゃうかも!って案の定殺されて山に放置されちゃってご不憫だったように思う。

ちょっとうろ覚えだけど、そのあと南渓和尚率いる直親捜索隊のうわああああああ!!!みたいな叫びと

「寒かろう、里に帰ろう」(うろ覚え)みたいな描写が良かった。



manimani

manimani…するままに。流れるままに。たくさん。いっぱい。